7月に九州北部豪雨災害のボランティアに行った時のブログをアップしましたが写真だけしかアップできておらず、このほどやっと本文を書けたので今更ながら再アップします。
7月5日に発生した九州北部豪雨の被災地でボランティア活動をしようと7月16日と17日に現地入りました。 災害ボランティアは昨年9月の岩手県岩泉町での台風水害ボランティア活動以来で、九州へは昨年4月の熊本地震ボランティア以来です。
●1日目は福岡県朝倉市で活動しました。
朝6時20分発の福岡行きの飛行機に乗るべく羽田空港に向かいます。 センター南駅からの始発のバスは5時30分で間に合わないのでスクーターで向かいました。 都筑を4時45分に出発し、ほぼ1時間で羽田空港に到着。
6時30分すぎにスカイマーク1便は福岡に向けて離陸しました。 富士山とは反対側の窓側だったので、残念ながら都筑の街並みや富士山は見れませんでした。
約1時間30分のフライトで福岡空港に到着。 晴天です。
レンタカーを借りて8時45分に福岡空港を出発。 被災地の朝倉市のボランティアセンターに向かいます。
朝倉インターを降りると被災した様子が見えてきました。
テレビでも見た中学校の建物の一部が崩れています。
渋滞もあり、10時前に朝倉市災害ボランティアセンターに到着。
受付に間に合いました。
まだまだたくさんの人が受付に並んでいます。 しかしこの行列はこれから保険に加入する人たちの列。 私は都筑区ボランティアセンターで事前にボランティア保険に加入してきたのでこの行列に並ばなくて済みました。
都筑区ボランティアセンターで保険に加入 → http://blog.uchino-atsushi.com/?eid=1157460
ボランティア保険加入済の受付は誰も並んでおらず、すぐに受付できました。
オリエンテーションを済ませ、活動を希望するマッチングへ。 被害の大きい杷木地区での活動の声がかかったのですぐに手を挙げましたが後方だったので指名されず、次に泥かき活動の要請があったので泥かきにしました。 50人での大掛かりな活動です。
必要な資材を受け取ります。
2013年の京都水害でボランティアした京都からのスコップを受け取りました。
京都水害ボランティア → http://blog.uchino-atsushi.com/?eid=1153996
マスク・軍手・タオルは必需品。 私は持参してきています。
何よりも必要なのは飲料水。 水は多めにいただきました。
バスで移動するため、バスが待っているコンビニ駐車場まで5分ほど歩きます。
バス2台に乗車。
遠くまで行くのかと思いきや、すぐ近くでした。 まず地域の拠点である公民館へ。 説明を受けボランティア現場へ向かいます。
活動は、水路の泥かきと周辺のがれき撤去。 水路は、泥で埋まり水が流れていません。 水を含んでいるので泥はとても重いです。
活動中は写真撮影できないので、休憩時間に撮ってもらいました。
暑い中、みんなで頑張って泥をかき出しました。
周辺の水路も掘り出しました。 3時に活動は終了。 かなりハードでした。
周辺には思い出の品も流れていました。
帰りは歩いてボランティアセンターに戻ります。
周辺は土砂に覆われています。
バイクも泥だらけ。
川の岸には道がありましたが、流されていました。
橋には流木が引っかかっていました。 橋は通行止め。
川は大きくえぐられていました。
ボランティアセンターに到着。 1日目の活動は終了。
かき氷のボランティアさんから冷たいかき氷をいただきました。
黒い雲が出てきました。 また雨が降るのか心配になりましたが、雨は降りませんでした。
自衛隊のお風呂に入浴が出来ますが、先に他の被災地を見に行きます。
甚大な被害の山田地区に到着。
山田交差点は流木が山になっていました。
交差点角のお店に土砂は直撃。
周辺では車も埋まっていました。
国道沿いは流木の山。
歩行者信号ボタンも壊れていました。
民家にも土砂は直撃。
1階は土砂が流れました。
普段は静かな川に土石流が発生しました。
川沿いは大きな被害が集中。
まだ手付かずです。
公園も使えない状況。
朝倉といえば3連水車が有名です。
破壊はされていませんでした。
しかし水路には大量の土砂が流れ込んでいました。
車も流された状態で流木に引っかかっていました。
朝倉市杷木地区に向かいます。 国道386号線沿いには被災した家屋が見えます。
車もひっくり返っています。
杷木地区の朝倉光陽高校に到着。 自衛隊による行方不明者の捜索が行われていました。
校舎には土砂と流木が襲いました。
通学路でもある歩道も土砂が山になっていました。
杷木地区から先の東峰村へ通じる県道は途中で通行止めになっているので、一旦ボランティアセンターへ引き帰ります。
テレビでも何度も映っていた国道386号線沿いのうどん屋さん。
朝は車の中から見た中学校への連絡橋をたくさんの皆さんが見ていました。
今にも崩れそうです。
ボランティアセンターに戻ってきました。 ボランティアセンターの隣接施設は被災者の避難所になっています。
自衛隊によるお風呂が被災者はもちろんボランティアにも無料で開放されています。
ちょうど19時前で被災者の皆さんは夕食の時間からか誰もいなかったのでゆっくり入浴。
入浴後、ボランティアのために宿泊スペースを提供してくれている久留米市の施設へ向かいます。 福岡なので19時30分すぎに日没。
施設では夕食の提供は無いので、夕食を食べていきます。 朝倉市の国道386号線沿いのお店は被災していて閉まっていましたが、久留米市田主丸周辺は通常通り営業。 九州ラーメンを食べたかったのですが見当たらず、うどん屋さんにしました。
九州らしく、和風ちゃんぽんうどん・かしわめしセットを注文。
ちゃんぽんうどんもかしわめしも美味しかったです。
21時前にボランティアの宿泊スペースである久留米市田主丸総合庁舎に到着。
宿泊料金は無料。 シャワーは100円で使用可能でした。
テント持参で寝ている方もいました。 私も2日目の活動のために22時には就寝しました。
2日目の大分県日田市での活動の様子は別にブログアップします。
九州北部豪雨の被災地でボランティア活動をしてきました! 1日目 福岡県朝倉市!
http://blog.uchino-atsushi.com/?eid=1157480
九州北部豪雨の被災地でボランティア活動をしてきました! 2日目 大分県日田市!
http://blog.uchino-atsushi.com/?eid=1157481